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プレシーズンにおけるゲームプレイの目標

プレシーズンの方向性について先行公開情報をお届け。詳細は10月16日(日本時間)をお待ちください。

リーグ・オブ・レジェンド10周年を目前に控え、チームはこの10年間を振り返ってきました。2009年以来本当に多くのプレイヤーの皆さんに繰り返し遊んでもらってきた本作ですが、次の10年に向けた最善のアプローチは「過去10年のLoLを楽しくしていた部分」を掘り下げていくことだろうと私たちは考えています。具体的な詳細情報については10月16日午前10時(日本時間)から放送される10周年記念版 Riot Plsでお話しする予定ですが、今回はまずプレシーズン2020のゲームプレイに関する変更の概要を紹介してみたいと思います。 

サモナーズリフトを進化させる

リーグ・オブ・レジェンドが持つ強みのトップ2を挙げるとしたら、それは多様性(variety)上達要素(mastery)です。多様性はリーグ・オブ・レジェンドを支える屋台骨のひとつで、チャンピオンマッチアップの組み合わせだけでも824兆通りになります。ルーンやアイテム、サモナースペルを含めずにこれだけの組み合わせが生じるのです。多様性はリーグ・オブ・レジェンドの楽しさを維持する役割を果たしており、試合が始まるたびに毎回ちょっとだけ違う(ときには想定外の)体験を生み出していると私たちは考えます。一方の上達要素は深い満足度を生み出す要因です。とっておきのコンボを完璧に決める、第六感でガンクを察知するなどの行動がこれに当たります。上達の道に終わりはなく、ひとつ乗り越えればまた新たな目標が現れます。プレイしてきた時間に意味を与える要素とも言えるでしょう。

一方では、リーグ・オブ・レジェンド体験を構成する基本要素であり、この2つの要因を増幅させうる潜在能力を持ちながら、私たちがまだ着手していない領域があります。「サモナーズリフト」そのものです。サモナーズリフトは多様なチャンピオンからプレイヤーが生み出してきた戦略まで、リーグ・オブ・レジェンドのあらゆる基本要素を支える存在です。そこで今回のプレシーズンでは、マップ自体に新たな深みを加え、サモナーズリフトを「試合中に表示される動かない背景」以上のものへと進化させようと考えています。

  • 多様性:マップに毎試合変化を生じさせ、より記憶に残る瞬間を生み出せるようにしていきます。既にエレメンタルドラゴンで多少は実現されている点ではありますが、今回はさらに踏み込んでいく予定です。もちろんその際には、サイド(ブルー/レッド)によって有利不利が生じないよう配慮します。
  • 上達要素:マップを通じて「常に存在する要素」と「毎試合若干変化する要素」の両方を利用したプレイの可能性を拡げていきます。現在のサモナーズリフトにおける上達要素は基本的にマクロを中心としたもの(いわゆる戦略的要素、ローテーションやオブジェクト交換など)ですが、今後は地形を利用して戦闘中にプレイメイクするチャンスをもっと作り出していきたいと考えています。

シーズン2020は、試合ごとにゲーム内の環境に合わせたプレイスタイルを取る適応力が試される、「サモナーズリフトの極め方」に新たな高みが生まれるシーズンとなるはずです。 

今回のプレシーズンではサモナーズリフトに対する変更を主としたものになりますが、もちろんそれ以外のゲームシステムにも小規模な改善を実施していきます。具体的にはサポートアイテムや脅威アイテムの変更、そしてトップレーンの影響度、ジャングル周回ルート、ドラゴンバフ、キーストーンルーンの改善などを予定しています。

プレシーズン2020の変更は12月リリース予定のパッチ9.23で導入予定です。今回は先行情報の紹介に留まりましたが、10月16日(日本時間)の10周年記念版 Riot Plsのなかでは動画プレビューもお見せしますのでぜひお楽しみに。

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