Ask Riot

LoLやRiotに関する質問をお送りください。回答は日本時間の隔週金曜日に掲載されます。

質問を入力してください

エラーが発生しました。再度お試しください

ご質問ありがとうございました!

次の記事

2020年チャンピオンアップデート投票結果発表!

見事1位に輝いたのは…

Reav3による

先日、2020年のアップデート対象チャンピオンを決める投票を皆さんにお願いしました。今回はついに開票が終了したので、結果をお知らせします。全世界合計得票数は数百万。その勝者は…

フィドルスティックスとボリベアです!


かなりの接戦となりましたが、総得票数でわずかに勝ったのはボリベアでした(一部の地域では票数の差が100を切るほどの僅差でした)。そして今回、これほどの僅差になったことを踏まえてフィドルスティックスとボリベアの両方にVGU(ビジュアル・ゲームプレイ・アップデート)を実施することに決定しました!

チャンピオンアップデート投票結果: 全世界

チャンピオン

 

VGUが決まった2体に次いで多数の票を集めたのがシヴァーナでした。得票数は全地域合計でも3位、そして中国ではなんと1位という結果を収めています。これほど明確な意思表示を受けたのですから、ボリベアとフィドルスティックスのVGUが完了した後はこの結果を踏まえてチャンピオンを選択したいと思います。

チャンピオンアップデート投票結果: 中国

チャンピオン

 

では次のステップについてお話ししていきましょう。まず私たちは、ボリベアとフィドルスティックスのアップデート作業を可能な限り透明性の高い手順で進めていき、皆さんが両名の「長い旅路」をしっかり見届けられるよう進めていきたいと考えています。一方で、先日のちび魔トリスターナキャンペーンの時ほど頻繁かつ定期的にはお知らせできないと思います。チャンピオンの開発はスキンよりも長い期間がかかりますし、進捗の速度も初期の模索ステップがどう転ぶかによって大きく変化してくるので、この点はどうかご了承ください。

「チャンピオンの方向性模索」は新チャンピオンでもアップデートでも、ゲームプレイデザイナー、ナラティブライター、コンセプトアーティストで構成される少人数のチーム(通称「コアチーム」)でスタートします。メンバーは協力して様々な方向性を模索し、対象チャンピオンにしっかりと適合する方向性が見つかるまで試行錯誤を繰り返します。つまり、対象チャンピオンの核となる方向性を絞り込むステップです。今回はまず両チャンピオンのコアチームメンバーを紹介しますが、開発が進んでメンバーが増員されたらまた彼らの意見も聞いていきますのでお楽しみに。

ボリベア

Nathan “Riot Lutzburg” Lutz、ゲームプレイデザイナー: ボリベアはかなり使い込んだチャンピオンなので、今回担当することができてワクワクしています!現在のボリベアが持つ魂を引き継ぎ、敵を追いかけたり噛み付いたりするクマらしさを活かしたものにするのが個人的な目標です。それから「雷の半神」というビジュアル要素をスキルセットにも組み込みつつ、ブルーザーとしての新しい立ち回りも作り出したいとも考えています。最後にクマのダジャレをカマしたかったのですが思いつかないので以上とします!

Justin “RiotEarp” Albers、コンセプトアーティスト: LoL随一のクマチャンピオンに新たな生命を吹き込む仕事が担当できることに今はとても興奮しています。ボリベアのVGUについては個人的にずっと思いを巡らせていたので、現在のボリベア魂を引き継ぎつつもフレッシュかつ刺激的なデザインを作れると確信しています。チームには既に独創的なアイデアがたくさんあるので、今はラフ画をバンバン描きまくっているところです。ボリベアメインの皆さん、チームメンバー一同盛り上がっていきますので、楽しみにしていてください。さあ雷鳴が呼んでいる!フレヨルドの力を思い知れ!

Rayla “Jellbug” Heide、ナラティブライター: ボリベアの新たな物語ですか!?取り掛かるのが今から待ち遠しくてたまりません。誰にも飼いならせない嵐の支配者、容赦を知らぬアーサイン族の偉大なる長。魔法も危険なものですが、フレヨルドの荒れ狂う自然だって同じくらい危険です。ボリベアはその両方を具現化したような恐るべき存在ですからね。

フィドルスティックス

Blake “Squad5” Smith、ゲームプレイデザイナー: フィドルスティックスのアップデートでは「LoL屈指の奇襲者」という彼のアイデンティティを強烈にプッシュしていきます。フィドルスティックスの真髄は気付かれることなく奇襲を食らわせるところにあると考え、今は相手を恐怖に陥れるための新しい仕組みや方法を試しているところです。

Sunny “Kindlejack” Pandita、コンセプトアーティスト: フィドルスティックスに投票してくださった皆さん、本当にありがとうございます!フィドルはシーズン1からずっとランブルと並ぶ私のお気に入りチャンピオンなので、今は早く新たな姿を作りたくてウズウズしています。いつの日かこのプロジェクトに携わることは、ライアット入社時からの私の夢でした。待ち望みすぎて悪夢まで見そうだった彼のアップデートなので、全力で最高のものをお届けするつもりです。

正直な話、スケッチブックにラフ画を書いただけでもうワクワクが止まりません。我らが「破滅の先触れ」の新たな姿ということでアイデア模索に際してはかなり幅広い方向性を試してみています。この仕事を進めるのが怖いか?と聞かれれば答えはイエスです。完成したら相当怖い感じになるのは確実なので、その恐怖に耐えきれず降参投票を始めちゃうプレイヤーが出てきてしまうのが怖いんですけれど。

Jared “Carnival Knights” Rosen、ナラティブライター: フィドルスティックスには、一切の例外なしに「LoLで最も恐ろしいチャンピオン」になってもらいたいと考えています。彼を見ていると、「カカシとは何か?人間の模倣品とは何か?なぜ動くのか?その殺しへの衝動はどこから来るのか?」といった質問が次々と浮かんできます。フィドルの中に息づく論理は人の心を深くざわつかせるものです。それをあらわにし、そして新たな怪物を生み出すことができるのかと思うと、今からワクワクが抑えられません。

もちろんフィドルスティックスは「フザケた」側面も備えています。それがスキンを用いて表現されているのはとても奇妙な感覚ですね。「愉快な誕生日パーティピエロ」に対面したみたいな不思議な感覚です。

おわりに

まずはあらためて、投票に参加してくださった皆さんに感謝を申し上げたいと思います。今回フィドルスティックスとボリベアのVGUをスタートするにあたり、ライアット一同本当に興奮しています。進捗報告は今年の後半にまたお知らせしますので、それまではぜひ各チャンピオンやその初期模索プロセスに対するご意見をお聞かせください!

次の記事

ちび魔トリスターナ: 進捗報告最終回