ついにやりました。ライアットゲーム「ズ」なのにゲームが1本だけという約10年続いたジョークに終止符を打つ時が来たのです(厳密にはあと少しかかりますが)。10周年感謝祭で発表された内容をご覧になっていない方、まずはこちらの動画(リンク先日本語字幕あり)をご覧ください。それでは、さっそく最初の質問にいきましょう!
新タイトルはいつプレイできるの?
タイトルによって変わってきます!各タイトルのおおまかな予定は以下のとおりです。
TFT モバイル:TFT モバイルがiOS・Android向けに登場するのは2020年初旬の予定です。まずはいくつかの国/地域限定でローンチして正常に動作することを確認し、確認ができしだい全地域でリリースします。なお、現在もGoogle Playでは事前登録受付中です。
レジェンド・オブ・ルーンテラ:現在https://playruneterra.com/ja-jp/では2019年11月の特別プレビューパッチと、2020年初旬開催予定のクローズドベータテストのプレイ権抽選登録を受付中です。モバイル版を含めた正式ローンチは2020年のどこかのタイミングになる予定です。具体的な日付については決まり次第お知らせします。
リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト:近日中に一部の指定地域で限定的なアルファテストとベータテストを実施していく予定です。iOSおよびAndroid版の(ほとんどの)地域でのリリースは2020年末までを目指しています。コンソール(コンシューマーゲーム機)版はその後リリースとなります。現在Google Playで事前登録受付中です。
LoL Esports Manager:LPL地域で2020年にローンチ予定で、そこから段階的に他のリーグのプレイヤーへの拡大を予定しています。
プロジェクト A:やがて時が満ちた時に。
プロジェクト Lとプロジェクト F:この2タイトルはまだ開発初期段階のため、新しい情報が出るまではしばらくかかります。なお、これはすべてのタイトルに言えることですが、私たちが皆さんにプレイ可能なものを出す時は、皆さんが遊ぶ時間に見合う価値をお届けすることを目指しています。
ご注意:上記のスケジュールはすべて変更となる可能性があり、また各地域によって異なる可能性があります。
各タイトルのゲーム内通貨は共通になりますか?
現行および今後のタイトル間で共通のゲーム内通貨を使用することはありません。新発表された各モバイルタイトル(レジェンド・オブ・ルーンテラ、TFT モバイル、リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト)はGoogle Play ストアとApple App Storeでリリースされますが、これらプラットフォームではタイトル間で同じゲーム内通貨を使うことが許可されていません。この制限があること、および複数のプラットフォーム共通のゲーム内通貨を実現することが生み出す複雑性を考慮した結果、私たちは各タイトル向けにゲーム内通貨を用意することに決定しました。
より具体的には…
- PC/Mac向けリーグ・オブ・レジェンドおよびチームファイト タクティクスでは引き続き“RP”を使用
- TFT モバイルでは異なるゲーム内通貨を使用、ただしインベントリの内容物(リトルレジェンドやアリーナスキン)はPC/Mac版TFTと同期
- レジェンド・オブ・ルーンテラでは“コイン”を使用
その他のゲームは現時点では未定です!
※ゲーム内通貨についても、各地域によって状況が異なる可能性があります。詳細についてはお住まい地域のサーバーにおける今後の情報をお待ちください!
TFT モバイルはPC版TFTとクロスプラットフォーム対戦可能ですか?
はい、TFTはクロスプラットフォーム対戦に完全対応します。もちろん、リトルレジェンドやアリーナスキンも購入したプラットフォームに縛られることなく使用できます。
(※クロスプラットフォームについても、各地域によって対応が異なる場合がありますので、お住まいの地域のサーバーにおける今後の情報をお待ちください。)
レジェンド・オブ・ルーンテラに新地域を追加する予定はありますか?また、特定の地域に属さないチャンピオン、たとえばフィドルスティックスなどはどういう扱いになるのでしょう?所属地域がないからゲームに登場しないということもあり得ますか?
もちろんレジェンド・オブ・ルーンテラには新地域を追加していく予定です。
歴史的に特定の地域との結びつきを持たないチャンピオンたちについてですが、私たちは今後リリースに向けて追加していくチャンピオンを考える上でこの点を制限と考えていません。レジェンド・オブ・ルーンテラでは各地域に合ったチャンピオンを揃えていく必要がありますが、一部のチャンピオンはその「配属先」を柔軟に選べる状態にあると思っています。たとえばガレンやジャーヴァンⅣはこれまでもこれからもデマーシア人であリ続けるため、別の地域に入れることは難しいでしょう。しかしティーモやリヴェン、タム・ケンチのようなチャンピオンたちはルーンテラ各地を放浪する可能性が高いと考えます。そういう多面的な部分を上手く活用して、あらゆるチャンピオンが適切な地域に入れるようにしていくつもりです。フィドルスティックス、ブランド、ライズ、アニーといったルーンテラの特定地域に属さないチャンピオンたちは、むしろ最も柔軟性が高いと言えるでしょう。
レジェンド・オブ・ルーンテラのカードに書かれている説明文は、どの程度までLoLユニバースの「公式設定」と考えていいのでしょうか?
レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)のすべて(アートからテキストまで)は公式設定です。ただ、ここでの「公式設定」という単語の定義について少し補足させてください。
LoLとLoRには同一のキャラクターが登場し、一方で示された世界設定はもう一方にも適応されます。ただLoRはカードゲームであり、その楽しさの大部分はプレイヤーの選択と、その組み合わせが生み出す可能性の広大な領域に由来します。本作ではプレイヤーの皆さんが自由に遊べるようにして、自分の判断が生み出す特別な体験を味わえるようにしたいと考えています。お気に入りのキャラクター(あるいは新キャラクター)が何をするか、誰と会うかや、イベントに巻き込んで反応を見ることなどをプレイヤーの意志で決められるようにしたいのです。たとえばラックスは「進歩の日」(ピルトーヴァーやゾウンにおける特別な日)を見たことも聞いたこともありませんが、LoRでは実際に目にした時の反応を見られます。またタイトルが示すとおり、一部のキャラクターやストーリーはルーンテラという場所が紡いでいく歴史の中で「レジェンド」になっていきます。そして本作では過去に遡ることも可能なので、たとえばスレッシュに囚われる前のセナの物語を示すことも可能です。
本作では皆さんのお気に入りはもちろん、全く新しい物語や登場人物も登場してきますから、ぜひ楽しみにしていてください。
10周年感謝祭ではたくさんのタイトルが発表されましたが、リーグ・オブ・レジェンドは今後軽視されていくのでしょうか?パッチ頻度が下がったり、開発が軽んじられたり?
その通りです!リーグ・オブ・レジェンドは終わったゲームとなりました!今までありがとう、安らかに眠れ!
…
はい、嘘です。たちの悪いトロールでした。真面目に回答すると、私たちはこれら新タイトルにもう数年単位で取り組み続けてきています。実はもうかなり長い間、リーグ・オブ・レジェンドチーム(マーケティングも含む)所属メンバーはRiot社員全体の2割未満でした。
それ以外の8割強のメンバーは、大半が表舞台に出ることなく新タイトルの開発と新タイトルの展開に必要な世界的インフラの整備に従事し続けていました。また、Riot初のアニメーションシリーズ『Arcane(邦題未定、リンク先日本語字幕あり))』の制作に携わっているクリエイティブスタッフもいます。10周年感謝祭は彼らの取り組みがついに発表される舞台となりましたが、だからといってリーグ・オブ・レジェンドPCチームが歩みを緩めることはありません。
というわけで、サモナーの皆さんはしっかり準備しておいてください。リーグ・オブ・レジェンドは次の10年もこれまで以上に盛り上がっていきますよ。
こちらでお寄せいただいた質問には可能な限り目を通しますが、すべてに対して回答を約束することはできない事をご了承ください。例えば、別の場所で回答済みの質問や本コーナーの趣旨から外れてしまう質問は取り上げられませんし、このコーナーで新機能や新コンテンツの発表を行ったり、すでに詳細な説明を行った事項を再び取り上げたりすることもありません(ただし、特定のポイントをはっきりさせることはあります)。
もちろん皆さんの声を聞きたいという気持ちに変わりはありませんし、いただいた質問は担当ライアターにしっかりと届けます。疑問が浮かんだらぜひお送りください。