今回はWorldsトークン、Worldsの大会メタ、そしてTFTについて取り上げます。なお、来週は他に進行中の計画があるため、Ask Riotはお休みとさせていただきます。ハロウィーンの時期にまたお会いしましょう！
Worldsトークンで獲得できるコンテンツは今後増えますか？
増えます！Worldsトークン用コンテンツはイベント期間中に随時追加していく予定です。キヤナのプレステージスキンも追加されますよ。
チャンピオンの強化（バフ）／弱体化（ナーフ）は、Worldsのメタを決めるために行われている？
答えは…イエスでありノーです。チャンピオンへの変更は特定のメタを作るためというより、特定のメタを回避するために行っているというほうがより正確でしょう。
Worldsパッチも他のパッチと同様にチャンピオンバランスのフレームワーク（基本的な枠組み）を用いて強化／弱体化対象チャンピオンを決定していますが、このパッチは特にプロシーンを意識した変更が入る傾向が強くなります。例えばあるチャンピオンがWorldsで100%バンピック対象になると確信するに至った場合は、その状況を解決するために対象チャンピオンを直接弱体化するか、カウンターピックを強化します。最近アカリとエイトロックスに弱体化が入ったのもこの理由からです。また一般論にはなりますが、私たちはWorldsメタが極端にデスの少ないものになることも避けるよう努めています。直近の例だと、今年のWorldsで高いピック率と比較的低いバン率が予想されていたタム・ケンチが挙げられます。彼が想定通りの高いバンピック率を示した場合に試合内容と観戦体験が損なわれてしまうため、パッチ9.19では序盤の安全性を下げる調整を行っています。
究極的には、Worldsのような長期間にわたる大会ではプロチームが（期間を通じて進化し続ける）特定のメタピックを重視するようになっていくものだと考えています。その前提に立てば、私たちの仕事は「制限要因」の確立に努めるところにあるでしょう。言い換えると、私たちは考えうるWorldsメタの列挙を試みた上で、出場プレイヤーや視聴者にとって望ましくないメタを回避するための強化・弱体化を行うことを目指しています。
どうしてTFTではXPを獲得できないの？
現在のレベルシステムはサモナーズリフトおよび類似ゲームモードを想定して作成されたものであるため、レベルアップのスピードや報酬内容（チャンピオンやブルーエッセンスなど）もそれらのモードに特化しています。チームファイト タクティクスでもこの種のシステムを用意する予定ですが、その際にはTFTプレイヤー向けに設計したいと考えています（たとえば報酬の内容）。現在はまだTFT向けレベルシステムの企画を立案している段階なので、来年にはより具体的な情報をお知らせできると思います。それまでは引き続きTFT専用「パス」で報酬を提供していきます。
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