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チャンピオン

2020年のチャンピオンアップデート対象を選ぼう！

候補は5体。来年アップデートすべきチャンピオンは一体誰？

Reav3による

2019-05-09

LoLのビジュアル＆ゲームプレイアップデート（VGU）とは対象チャンピオンをゼロから再びデザインし直すチャンスであり、ゲームプレイ、ビジュアル、ストーリー、アニメーション、音声などが新たに制作されます。一方でこれは、年月を経て古くなってしまったチャンピオンたちを現代的な水準まで引き上げつつも、対象チャンピオンについて多くのプレイヤーが愛して止まない要素をさらに魅力的にするチャンスでもあります。今回は2020年に実施するアップデートの対象を皆さん選んでもらおうという企画で、アップデート優先度の高い5体のチャンピオンの中から皆さんに選出された1体を必ずアップデートします。

投票期限は日本時間5月16日15:59。投票は本ページの下部から行えます。一度投票した後に変更することはできませんので、投票は慎重に！

それでは各候補のアップデート方針について紹介してみましょう。

フィドルスティックス

フィドルスティックスはもう長い間アップデート候補リストに載り続けているチャンピオンの1体です。リリースからは長い時間が経ち、総合的に見て若干の時代遅れ感が出てきています。アップデートを行う場合の主な目標のひとつは、彼が持つ「どこからともなく飛び出してくる恐怖のカカシ」というテーマをビジュアルとゲームプレイの両面から大幅にレベルアップさせること、になるでしょう。一方でメイジジャングラーというユニークなプレイスタイルと彼の代名詞的なアルティメットスキル「スケアクロウ」は残す予定です。また他のスキルについてもスケアクロウとの相乗効果を高め、さらにカウンタープレイの幅を広げつつプレイの満足感を高める予定です。

シヴァーナ

シヴァーナのビジュアルとスキルセットは他の候補ほどクオリティに問題があるわけではありませんが、リワーク前のイレリアやアカリと同様、テーマが示す印象がしっかりとゲームプレイに反映されていないという課題を抱えています。今回の投票で彼女をリワークするとなれば、「炎を吐くドラゴンに変身する戦士」というテーマをよりはっきりと体現するものを目指します。具体的には、ダメージを叩き出せるファイターというプレイスタイルは残しつつ、変身時には「破壊の化身、炎を吐くドラゴン」というテーマをより明確に示し、人間形態の時との差別化を行う予定です。

ノクターン

ノクターンは非常に面白いチャンピオンです。LoL入門者に圧倒的な人気を誇るチャンピオンでありながら、少しプレイした後には大半のプレイヤーが彼を選ばなくなるのです。これは彼のゲームプレイとビジュアルが提示するイメージがとても魅力的な一方で、そのテーマをちゃんと具現化できていないということでしょう。ノクターンをアップデートすることになったら、敵を暗闇で包む「生きる悪夢」という強いイメージをゲーム内でしっかりと具現化したいと考えています。そのためには彼を語る上で欠かすことができないアルティメットスキルは残しつつ、他のスキルセットに深みと満足感を加えて完成度を高めることになるでしょう。また、見た目も一新して「終わりなき悪夢」の二つ名に相応しいビジュアルに仕上げる予定です。

ドクター・ムンド

ドクター・ムンドのアートとアニメ－ションは大規模な修正が必要ですが、彼のスキルセット自体は長い時間を経た今も（他の候補と比較すれば）良い状態にあります。もしも今回の投票でドクター・ムンドをアップデートすることになったら、恐ろしさと愉快さが共存したマゾヒスティックな狂人というテーマをより前面に打ち出し、自由気ままに振る舞う性格をもっと上手く体現するつもりです。ゲームプレイの面では、強烈な自己回復力を持つ不滅のスーパータンクという彼固有の特性（この点こそが彼の圧倒的個性ですからね）と象徴的武器であるホウチョウは残すつもりです。一方で現在のWとEはプレイ時の満足感にあまり貢献しておらず、鋭い判断を要求するものにもなっていません。そこで、この2つのスキルについて変更ないしアップグレードを行うつもりです。

ボリベア

ボリベアのリリース直後、彼のスキルセットはあまり好評価を得られませんでした。ゲームプレイの面でも満足感に乏しく、プレイ率最下位チャンピオンになっていた時期もあります。またルーンテラにおける彼の立ち位置もリリース以来大きな進化を遂げているので、アップデートするとなったら力強く立派な、雷を司るフレヨルドの半神というテーマをしっかりと反映したものにするつもりです。スキルセットの面では、大活躍か大失速のように存在感が極端に振れる状況が生じにくいように調整し、独自性のあるチャンピオンとして個性の立ったゲームプレイを提供できるようにするつもりです。また、スキルセット変更時には「敵めがけて突進する時には手がつけられない獰猛な熊」という感覚を得られるようなものにする、というのが第二の目標になるでしょう。

ここで補足情報をいくつか。投票の結果1位になれなかったチャンピオンたちにはVGUが来ないというわけではなく、全員が今後のアップデート候補として引き続き検討されていきます。また、この5体が必ず次のVGU対象になるのではなく、他のチャンピオンを先にアップデートする可能性もあります。なお、今回の投票プロジェクトが好評であれば今後も投票イベントを行う可能はありますが、すべてのVGUを投票で決める予定はありません。そして最後に…VGUプロジェクトは初期のコンセプト模索プロセスがどこまでスムーズに進められるか予測できないため、今回得票数1位を獲得したチャンピオンが必ず2020年最初のVGUになるというお約束はできません。こちらについてはあらかじめご了承いただければ幸いです。